合言葉は「何しろ元気な内は全員集合!」1968~71年卒の奈良合宿紀行

前回は伊豆旅行された皆さんでした。今回は奈良合宿、その紀行文とお写真いただきましたので、ご紹介させていただきます。

68~71年卒の奈良合宿紀行

今春の伊豆合宿に引続き、11月6~8日・2泊3日(1名3泊)の奈良合宿を開催しました。

東京周辺から9名・名古屋1名と大阪3名で合計13名参加です。 合言葉は「何しろ元気な内は全員集合!」です。

初日(6日)はマイクロバスで全体行動での散策です。紅葉が始まった円成寺から浄瑠璃寺(吉祥天特別開帳)の浄土庭園を散策し、新薬師寺・不空院と最後は平城宮歴史公園内の遣唐使船などを見学し、当時の難航海(鑑真・空海等)さを肌で感じました。

散策後の息抜きでお茶を飲み、ジェラート食べながらの雑談がまた楽しいのです。

 夕刻から懇親会で海鮮中心の料理に箸が止まらず、酒も入り話が止まらず、又爆笑が絶えず、最後の締めは「カレソン」の合唱で盛会裏に初日を終えました。

 

 二日目はレンターカー2台で2コースに分かれての散策です。A班は秋季特別公開の奈良市内(西大寺・秋篠寺・海龍王寺・法華寺・昼食後二班に分かれ奈良公園中心コースと薬師寺・唐招提寺・大安寺)、B班は遠出コース(室生寺・当麻寺・秋篠寺等)です。

 

 私的な感慨で誠に申し訳ないですが、久しぶりに秋篠寺・伎芸天と再会しました。この仏像は古美研創部者・内田喜三さんを古美術の虜にしたきっかけの憧れの仏像で、その体験を1966年の青山祭で「伎芸天に魅せられた男」のタイトルで寸劇を披露しました。

脚本は鈴木立夫さんが作り、彼に乗せられて恥じらいもなく私が内田さん役で伎芸天をTさんが演じ、青春の淡い懐かしい思い出です。    

もう1件は十数年前、海龍王寺の「十一面観音菩薩立像」の存在を知り、気にしながら機会がなく今回拝見でき大満足でした。絶対秘仏が、昭和28年より御開帳(年2回)になり、私的感想ですが彩色が鮮明に残る美しいお姿と優しい微笑が今でも余韻が残っています。

 

 三日目は自由行動で前日の夕食時に散策先が決まり、4グループに分かれての散策になりました(奈良市内から宇治、伏見周辺から東寺、法隆寺周辺、松尾大社から東寺)。

 何はともあれ、参加者全員が病気や怪我がなく無事帰宅できたことが最良の報告です。

今後の意見を聞いたところ、来春、鎌倉を散策し、日帰り組と宿泊組(海が観えるホテルか湯河原温泉旅館か)に分かれる案が浮上中です。

皆さん、次回計画が実現できるか?古参組に乞うご期待。

                 (文責:69年卒・種村)

                                       

📷秋の奈良も良いですね。お写真もご覧ください。

 「箸も止まらず、話も止まらず、爆笑も絶えず…」素敵な時間をお過ごしです。皆さんの仲の良さをいつも羨ましく拝見しております。来春は鎌倉ですね〜!次回のお便りも楽しみです。

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古美研OBがかつて居た時間に戻れる、その「居場所」があることはとても幸せなことだと思います。「甃会」を、これからへとずっと繋がっていけるよう役員会も努力してまいります。